沖縄 石垣島から その2 〜行き当たりばったり西表島パート1〜
何でも楽しく過ごせて、充実していたかというと…
退屈な日が多いっていう。
バイクが無いのが大きな負担になってる
何して遊んだらいいのかよく分からん
バイトもしつつも時よりうわの空というか…抜け殻というか…
暫くはマジやばかった
ですが、楽しい出会いがあったり見出したりと行動する日もあった。
(時は遡り10月下旬)
明日は休み2連休。1人で
西表島にキャンプ行っちゃうかと
トレッキングも兼ねてしようと思い
いつ行くの?今でしょ。
などと、思い立ったら吉日
ノリだけで愛車のマメチャリを駆り行ってみた。
テントと島ぞうり縛りつけ
リュックにはキャンプ道具だのなんだの苦痛の重量を背負い
西表島の北の方ではキャンプを以前した事があるので今回は南にある南風見田へ
想像よりも
港からクッソ遠い
こっから南風見田までまだまだ距離があり、存在に有り難くもなく
暑い…暑い…と口から念仏唱えながら
畑とサトウキビ畑しかない道を港から1時間
南風見田キャンプ場へ
(後から知ったけど日本のキャンプ場では最南端。キャンパーの聖地だとかなんとか)
久しぶりマイテント
他にもテント張ってるのを見て
東屋に人がいるのを見て挨拶がてら話かけてみた。すると…
彼「貰い物で何の魚か分かんないっすけど、とりあえず炒めてみてるっすけど食べます?」
あっこの人絶対面白い奴や
第一印象変わった奴だと思ったけど
俺も変わってた。
(魚は美味しゅう頂きました)
暫く談笑してすっかり意気投合して
彼のその時面白かったのが
今日も明日も予定ない
これから何しよう
本州からわざわざ西表島に来て全く予定なし
じゃあトレッキング行くか!?
と道連れしてユツンの滝へ向かった…!!
彼もチャリンコ
だけどユツンの滝まではかなり距離があり、チャリではあまりにも遠い(島半周ぐらい)
レンタルバイク125ccでも借りて2人乗りで行こうと決め港まで行った。
(後々考えたら、彼に会わなかったら俺も一体どうしたことやら)
で港まで行きレンタルショップにあたったものの
西表島には50ccしかないって
125ccクラス持ってる人も少ないとか
どーしようもないのでバイクか車か、折半した際の金額を天秤にかけて、18時までの貸し出しだけど車が安かった。
さぁユツン滝へ…!
でも彼、タイキくんにも言ったけど
入口が大体どの辺かしか分からんから。笑
不安もありながら陽気に2人は向かった。
上原港まで向かい、飲み物食べ物を調達するため暫くドライブ(大原港から向かう途中に店ぐらいあるだろと思ってたけどなかった)
海中道路から見えるピナイサーラの滝
仲良く見えたマングローブ
せっせと買い物済ませ、ユツン滝へ向かうルートの入口へ
情報ではユチン橋の近く…という事だけ
ぜっぜんみつかんない。
15分ぐらいか手分けして探し、入口を見つけ時間に急かされながらも(すでに14時半)
トレッキングへ
かなり速いペースで2人は歩く。登山道の道標を探しながら。
でもすぐ道に迷う。
道中、道に迷うおじさんを拾う。笑
後から聞けば、夜に昆虫採集する為の下見に来たって。
あっちか?こっちか!?行き当たりばったりの3人
そして無事に
着いた時、3人は心の底から喜んだ
何故か3人握手を交わしたり
ここで食った飯とタバコは美味かった
おじさんは先に下山して
少し落ち着いたのち出発した。
1時間半来た道を戻り
泥まみれながら無事下山。
晩飯の買い物を済ませて
レンタカーを返してチャリで戻る予定だったけど、レンタカー屋さんがチャリを車に積んでキャンプ場まで送ってくれたのが嬉しかった。
僕らの南風見田の夜はアツかった
キャンプ場には風呂があった。
ドラム缶の五右衛門が
2人で木を拾い集め、水を溜め
沸かしてる間に
もう一組キャンプに来ていた外国人の夫婦と談笑(タイキくん英語ペラペラだった)
湯が湧き
気分は上昇しっぱなし。沖縄に住んでから初めての湯船。
いい湯だな〜っと!
飯を済ませて
南風見田の浜まで歩き
波照間島の上の空に輝く月を見上げ充実した日を過ごす事ができたと思う。
沖縄 石垣島から その1
どーも
お久しぶりの更新です
ついつい、また今度更新しよを繰り返し
ヤル気スイッチが切れたまんま
とは言えそれなりに楽しい日もあり
ぼちぼちのんびり生きてます
8月末に夏の波照間へ
生き物が自然がとても沖縄を感じていた。
9月末には久米島へも行き
はてのはま
9月末でも暑いのなんの
日焼けしすぎで茹でたタコみたいに僕らは赤かった
久米島だけの話じゃないけど
久米島ヤジャーガマへ
いわゆる鍾乳洞
かつては風葬を行われており、洞窟内にはビンやツボに人骨が数多く安置されていた。
あまりの神秘?言葉に表すのが難しい。立ち尽くす。
日本のいろんな所を沢山見てきたと言ってもまだまだ知らない景色や場所があり、少しづつ、ココロの財産を増やしていくのが楽しみ。
石垣島の北部のある東屋でよくデイキャンプみたいな。外で食べるメシはやっぱ美味いとホント思う。
天候に恵まれた夜はキレイな星の数
少しづつ、新しく何かをしたいと、よく思う。今後どうなりたいかよく考える日々…
8/26〜29 ゴールはまだまだ先にある
8/26
僕らは朝からゴキゲンだった
短パンタンクトップのアニキがSR500で朝メシを買いに行き
「バイク最高に気持ちええわ!」
の名言と共に朝メシを買ってきてくれた
歩いてスグの本州最南端碑
達成感からのでっかい自己表現
共に行動
#橋杭岩のマネ
そして和歌山の海はキレイだった
海がキレイな、北海道やら沖縄やら、また違った美しさがあった。
バイクだと五感は全力で働き、原動機が更に前へと気持ちと進み目まぐるしい。
近県だけどあまり来たことがなく、普通の旅行や、昔にツーリングで来たことがあったけれど、改めて和歌山の海岸線沿いは最高だった。
和歌山の有名な滝 那智の滝
そしてその後、2人と僕は別々の道を
「三重来たら絶対連絡して」
「ありがとな、最高の時間を過ごせたわ」
「また一緒にキャンプしたいな〜」
僕もそう思う。
ついでにというか、行きたかったなのか
熊野古道の定番ルートを歩きました。
霧がかかり幻想的なイメージがあったけれども、晴れてるに越したことはない。
一段一段、道を見つめ汗をかきながら歩幅を進めて先にある神社へ
お参りを済ませ
さぁ神戸に帰ろう
和歌山の海岸線を走り続け
神戸までの距離に嘆き
よく知った景色が見えた時、安堵感が身体を包み羽が生えたように身体が軽くなったような気がした。
そして最後に
好きな街は変わらないいつもの姿を見せ
久しく見る姿に嬉しい気持ちが込み上げ
pm 09:40
名古屋から北海道と周り7030キロの距離を経て神戸に無事帰れました。
でも
僕はまたすぐに新しい旅立ちを迎えます
帰ってやらなきゃいけないことを最低限済まし
不安と期待を両手に
石垣島へ
この島を良く過ごせるか分からないけど
それはまた次回の更新時に
8/24〜25 遠く離れた先には何かある
8/24
朝9時 絶賛台風通過中
テント底から滲む雨
濡れた服
テントの前もテントも泥まみれ
もうすでにヤル気なし
雨が止むのはいつになるやらと待ち気づけばお昼。
もやもやとかかる霧に雨…
心を無にして、ずぶ濡れになりながらテントを畳む
麓に降りたら雨は止んでだ。
しかし心は曇ったまま
相変わらずヤル気なし。笑
近所のおっさんに捕まり長々と話す
もう昼過ぎ。この調子で26日神戸に帰れるのか…
しかも
風呂入りてぇ
で
草津に来ました
硫黄の香りがそそります
温泉巡りをして
やっぱここは行っておかないとね
あーこれ持って帰りたい
激アツ45℃以上の湯船も
鍛え抜かれた?身体だと余裕で肩まで入る
暫く居着き、更に動く気を無くす。笑
で
泥臭いテントと雨臭い衣類をあちらこちらで干し、草津でキャンプ
この調子で26日に神戸?真っ直ぐ帰る?違うなぁ
メリハリ的な何か…バシッと走る
じゃあ明日
和歌山行くってヤバい?
下道だと非現実的な距離
でもあーだーこーだ考えるのとシラけやすい自分。
朝早く起きれたら行こう。
起きなかったら真っ直ぐ帰ろう。
テントから頭だけ出し、空を見ながらそう決めた
8/25
AM 04:00 起床
もう少し早く起きたかったけど無理だった。でもこの時間なら
和歌山行くっきゃないよね
キャベツ畑から朝陽を見る
しかし草津の隣の嬬恋付近にて
雨
予報じゃ晴れ
天気予報は大ウソ
ずーーっと雨
一瞬だけ晴れて、走る先に虹が見えた時は嬉しかった。
結局愛知に入るまで雨は降り
愛知の車の数と忙しさに揉まれ疲れを感じ、とりとめもなく南下する
群馬〜愛知〜三重と渡り
念願の和歌山へは夕方に入り
でも行くなら
本州最南端
って決めていた
でも和歌山って言っても大きい
見えない所で陽は沈み、月が海から見えていた
和歌山入ったらどこで泊まってもいいだろと頭の中では分かってて
どうして、よりによって一番遠い最南端を目指したのか分からない。
バイク乗りだからそんな選択を選ぶんだろ。
月明かりと寂しい街灯に照らされた海岸線沿いを走り
20時頃に本州最南端 串本町 潮岬キャンプ場に到着
しかし残念なことにキャンプ場が人でいっぱい…
でも同じバイク乗りのおじさん達と仲良くなりテントも隣同士に建てることができ
更に
飯と酒を沢山頂くという
三重県から来られた優しいおじさん達でした。
草津から来た話をしたら驚いていた。
歳は離れてますが、友達のように気さくで楽しく。疲れた身体でも時間を忘れ、日付変わってもバイクの話に夢中になっていた。
三重に来たら是非遊びに来てと言われ、連絡先も交換し嬉しかった。
そんな最終日の前日、最南端での出会いがあった1日。
時々、人との出会いに恵まれた日を感謝する。
でも明日でそれは終わりを迎える。
旅の終わりと新しい事に思いを募らせて眠った。
8/20〜23 早いやら遅いやら進まないやら
8/20 大間
テントの前にはタダ飯待ちの彼がいた
焼き鳥にするぞ?
もちろん焼きませんが愛情をもって追い払いました。
さて後は帰るだけだ。
とか考えつつ、十和田湖方面へ向かう
そしたら
なんだここは
となる程、自然の癒しの空間があった。
「奥入瀬渓流」という場所
森の道と渓流がある。何がどう凄いとか言い表わせないけど、正確な時計とここで流れる時間は噛み合わない程に穏やかだった。
道なりに進めば十和田湖へ
秋田に進み、乳頭温泉目指すも時間外で間に合わず
稚内から斜里まで一緒に過ごした友人と連絡を取り合い、彼は茨城県。遊びにおいでーって。
とりあえず明日は茨城へ行くか
8/21
まぁ秋田から茨城まで遠いよな。
喜多方ラーメンを経由
源来軒に行きたかったけど定休日
違う人気のお店。16時でも人沢山。でもこちらのお味は…普通だった
死闘のよう走り
天国のような美味い飯を頂く
お父さん
優しく布団を用意してくれていて心地よい眠りになりました。
8/22
今日出発しようかと思ってたけど…
風邪が治らん
鼻水、咳、身体は全力で出発を拒否する
で、薬を飲み茨城を車でぶらりすることに
デカイ大仏を見に行くと聞いてたけど…
そりゃデカイわ
牛久大仏
よし私も大きな人になろう。髪型は全力で拒否するけど
中の拝観もできる
たのしたのし
鹿島神宮にも足を運び
汚れた心が浄化される気になる
彼といる時間はいつも楽しくなる。
夜も遅くまでつい起きてしまう楽しい時間を過ごせた。
明日出発だ
ついズルズル過ごしてしまう。
でも台風が接近してる
8/23
彼との出会いは良かった。私が知らない事も沢山知っていて、色々と視野も広がる。
して、台風が直撃する手前まで行ってキャンプできんじゃないかと進んだけど…??
死ぬ
群馬の赤城山周辺 暴風 暴雨 真っ暗
最低な状況の中テントを張り、ずぶ濡れのまま夜を過ごす
久しぶりに、眠るのに恐怖があった。銀マットの下は浸水
テントもさすがの暴風豪雨の状況に悲鳴をあげていた。
ビビりながらも薬飲んで湿っぽい寝袋で寝る。祈りを掲げた。
明日生きてますように。
8/15〜19 知内
8/15〜19 知内温泉
絶不調
熱あるし。
毎日貰い薬で風邪を治す
でも温泉の手伝いも楽しくすれば
飯も食わしてもらえば
寝落ちも時々すれば
笑ってばかりの日々は絶え間なく。
残念ながら体調は中々元に戻らず
毎日ちびちゃんズ達の遊びに揉みに揉まれ…
もう1人女の子もいまして、2人からにはいつも「ヘクター」と呼ばれてました。
「山ちゃんはリメンバーミーのヘクターにすっごく似てるの!だからヘクターって呼ぶ」
子供達が気にいってたらいい
でも余計な事聞いた
「ヘクター死ぬの」
「でも死んでること気づいてないの」
「おいバカじゃないかソイツ」
ヘクター
でも凄く良い人ってちびちゃんズから謎フォロー
ツーリング?行ったり
バイク直したり
露天風呂掃除したり
スイカ美味かったり
ジンギスカンは美味いし
にいちゃんの作る飯はみんな美味い
何か誰かに(お客さんかな)紹介された時、俺の事を親戚だと言っていた。
それ程、ここにいる事がとても自然で嬉しかった。
でも旅立ちの時がある。体調も熱は下がった。
ちびちゃんズは
「ヘクターまたねー!」って。
最後にみんなで写真撮るか!?って言ったら
「また来るからいいべ」
「んだな」
そっかまた来たらいい。そう思えば、寂しくない。
北海道に行く理由はいつもある。
餞別も山程貰い
19日、大間にて夜を過ごす。色々思い出しながら。
8/12〜14 雨と人と祭 あと身体
8/12
斜里を離れました
また、来たいね会えたらいいね。
東へ進み
斜里で会ったカメラマンの人とばったり会い撮ってもらう
開陽台
日本の有人最東端 納沙布岬
で根室でキャンプ場来てみたら人多すぎ。
落ちつき、眠る前に一通のラインが…
「山ちゃん明後日に祭があるよ🎵」
昨年お世話になった知内温泉から
「待ってるよ🎵」
こっち根室やぞ
8/13
さて祭に行くか
しかし道のりは険しい。
気が遠くなる程遠く、しかもずーっと雨
1日で行くのは無理ゲーですので苫小牧までは何とか行っておかなければと。。
帯広で人気の豚丼を食べる。女子みたいに1時間も待って。
待ってる間、変なおっさんに喋りかけられ一緒に待つ。正直めんどくさいなぁとか思ってたけど…。結局一緒に待ち、一緒のテーブルで食べ
「お兄さんとお話しが出来て嬉しかった。久しぶりに人と話せたのも良かった。ここは僕が食事代を出しますよ」
こんな形で知らない方にご馳走になるなんて。ありがとうございます。
そして
懐かしの樽前荘へ
予約無しでほぼ満員でも受け入れてくれた。多分俺が、ずぶ濡れだからだ。笑
8/14
出る時雨は降ってなかった。だけど曇りを保っていたのは10分程。
知内まで移動時はほぼ雨だった。しかも
豪雨
レインウェアも耐えれず浸水
何頑張ってんだとかあれやこれやネガティブになり…
なんとかインチキできんのか
結局まじめに黙々と走って凍えながらも無事
だけど来て本当に良かった
去年、祭の時に一度しかお会いしてない方々も含めて全員、名前を呼んでくれた。
みんなが覚えてくれていて、また優しく迎え入れてくれた事が本当に嬉しかった。
昨年同様に頑張って餃子を焼く
祭もしっかり楽しむ
最後に打ち上がる花火は、近すぎて視界が何度も弾けるけど、息を呑むほど魅了され記憶に残る素敵なものだった。
でも最後にツケが来た
風邪ひいた