石垣島へ向かうカヤック
以前のカヤッキングから間もない事
朝7時 予報 晴れ 南東3m 大潮
出航
そう石垣島へ
ルートの構図はしたたかに練っていた
もちろん安定したルートを。
天候によっての中止は当日判断
一応予報だと良い天気
風ぼーぼーの海も爆発してたらムリムリ
だけど朝の天気はあまりパリッとしなかった。南東の風じゃなく東風。
西表東部の海は東風が強い日に荒れる事は知っていた。小浜に向かいながら、海が少し騒ついていた。
と言っても余裕まだまだある程度。
西表島と小浜島には水道がある。この手前か過ぎた小浜島で最終判断予定。
最悪、荒れたら小浜島でカヤックを畳んで船で帰ろうと決めていた。笑
鼻歌まじりに西表島と小浜島の間のヨナラ水道の横を通過しようとした。
リーフに挟まれたヨナラ水道
この辺りに住む人間としてはよく知られた水道だ。絞られた海は流れの流速が早くなるからだ。
ど真ん中横断する訳じゃないし通過時の潮のタイミングも"潮止まり"と決めていた(干満のピーク後1時間前後は海の流れが止まる)
しっかりと海をキャッチしていればカヤックを越える潮の流れは無い
余裕をぶっこいてたら海はすぐ牙を向くから手は休めずパドリング。
小浜島が目前に見えてきた
ヨナラ水道南も無事過ぎ小浜島の目前にまで来ることができた。
振り返って見る西表島
天気も回復して、風速も落ち風向きも南東に変わってきた。
最高のベストコンディションだ。
小浜島に来たんだし、どっか浜にでも着岸して休憩しようと思っていたけど…
気が変わった、微妙に遠いけど港に向かった。
聞いたらくだらねぇと思うだろう
今すぐコーラ飲みたい
小浜島の港に着いた
浜に着岸するより、小浜島着いた感があって嬉しかった。
時間としては3時間かかっていた。
港のターミナルの自販機でコーラ飲む
ターミナル内の売店は開いていた。
売店のお姉さん達に話しかけられて色々話す。小浜島の現状の話を聞いたりと。
面白い人達で笑かす話ばかりで楽しかった。
身体も休めれた事だし、カヤックに乗り込み、竹富島方面へ漕いで行った。
小浜島周辺のリーフは最高に綺麗だった
海も穏やかだし、心地よい、夏を感じ始めた。暑いけど。
小浜から北に2キロ離れた嘉弥真島(かやま)が見える。
嘉弥真島を横目に過ぎて小浜島と竹富島と間に幻の島と呼ばれる浜島を目指していた。
この辺り
浜島は干満の影響で面積が変わる砂だけの島だ。
普段はダイビング屋とかの船でごった返し幻がそうでもない場所になりつつの島
業者がストップしてるこのタイミングに上陸してみたかった。
幻ではなく現実。海のど真ん中の砂浜に立つ。大潮干潮が近いから砂浜は三日月のように大きく島は姿を表していた。
ここでランチを食べて、暑い身体を泳いで冷ました。
竹富島へ向かう
振り返り
本当にこの日の海と空は綺麗だった。浅いリーフに囲まれた島々、風弱いから波も立たず地形もはっきり見えていて海の透明度がよく分かる。
竹富島はすぐ目の前
だけど潮がかなり引いてしまっていた。
現れる浅い地形箇所が多く、縫うよう進んで行った。
石垣が近いからか離れた先周辺にちらほら船が見え始めた。
べた凪とまで言わないが島陰にいるからかほぼ無風でカヤックはさくさく進む。
大潮の影響で陸地が出てしまった。
竹富島の有名な西桟橋には上陸できそうになかったのが残念だった。
安全なリーフエッジ沿いに漕ぎリーフのサンゴの隙間を選んで内陸に向かって行った
竹富島に上陸
観光客で埋め尽くされる竹富島の港は
誰1人いなかった
石垣島まで目前まで来た
友人が石垣に迎えに来てもらう時間まで余裕があったけど、あまり島をウロウロできない。
着岸したスロープでまたコーラを飲みながら携帯食の黒糖を食べていた。
影に入っていたら風も少しあり暑さを全く感じない。横になっての昼寝が気持ち良かった。
時間合わせでどこかキレイな場所でアンカー落として泳ごうと思ったけど、面倒だから止めた。
1時間の休憩後石垣島に向かった
船の航路にある塔をパスする
船舶の時間は調べていたがやっぱり少しドキドキする
さぁ目前だ。最終地点石垣漁港を目指す
カヤックを漕いでいると目線がとにかく低い。離れた先の知ってるつもりの景色もさっぱり分からなくなる。
よく釣りしてた新川漁港も海側からみたらどこが入り口だか最初悩んだ。
目の前の防波堤の入り口から行けるだろう?と地図を見ながら確認しながら進む
船の通過も多い
石垣は港も人が結構いる。不自然にどっからか入港したカヤックに目を配る人が多かった。
適度に会釈しながら
石垣島に到着!!
距離は実際あったとしてものんびり休憩したのもあり、本来時間はこれ程までかからない。身体は少々痛いが皮膚の擦れ傷とかもない。
今回の航路を振り返り
漕ぐ分には水深はもちろんあるが全体的にどこもかしこも浅い。10m辺りの水深なのか。大潮だったのもあるが…。何でも浅い方がいいじゃないかと思うだろけど、荒れて浅いと流れを作りやすい。砕け波、白波もわんさかできる。
今回は海況も穏やかで安定して気持ちのいいカヤッキングになった。
帰りはカヤックは畳み、ずるい話、船で帰る。笑
次いつかはカヤックで石垣島をめぐるだろう。その時またテントなど積みじっくり回りたい。
そして心配して頂いた方々、仕事の合間に迎えに来てくれた友人や、泊めて頂いた友人、この度もありがとうございました。
おまけ
嘉弥真島に上陸
入り口すぐで寄ってきたウサギさんがかわゆい
初SUP
カメの交尾
電柱に立つカンムリワシ
この間の日食
太陽の撮り方なんてさっぱり分からないし太陽光フィルターもないのでカメラ壊さない程度で。初めて日食見れて嬉しー
イシミーバイ
それではまた