黒島カヤック
つい最近だと
カヤックで黒島に渡った事
と言っても2回目。1回目は…隣の新城島で前日にキャンプしてから黒島に行こうと準備していたけど急に「明日仕事だからな」が発生して、ムカついて弾丸で黒島まで日帰りで行った事だ。上陸して泳いでさっぱりして帰っただけ。
大事にならずに済んだ事だが、新城島前で安永の定期船航路近くにいたことで邪魔をしてしまった。注意が足りなかった事に申し訳なかった(船内に仲の良い子が乗っていて2人の笑い話にはなっているけど)
日を改め、日程的に結局日帰りだけど朝早めに起き黒島へ向かった。
天気が良すぎてサングラス越しでも目が焼ける。太陽の右側に見える2つの島は新城島だ。黒島は新城島の更に奥。黒島は蜃気楼のよう、ボヤけて見えるか見えないかだった。
「うぅー暑い」
でっかい独り言、そればかりを口にする、海況は凪っていた。
新城島にて。新城の島民人口は少ない。人に会う事も無く、着いた浜周辺で身体を伸ばし、海を見ながら朝飯のおにぎりを食べていた。
一息ついて乗り漕ぎ進め、新城島から黒島までそこまで遠くない距離を漕ぐ。周辺からウミガメが急に増え始めて、見慣れた光景だけど息継ぎしてはチラ見して逃げる。
黒島周辺は特にダイビングやシュノーケルのポイントが多くダイビング屋の船が数えきれないぐらい黒島周辺を彷徨いていた。
おまけに今度はヘリコプターが頭の上でぐるぐる周り始める。
GOTOが始まってすぐだけど、夏のシーズンのような活気ついた遅い夏が八重山に始まったと感じた。
黒島に着いて、港に上陸せずに黒島のスポットである伊古桟橋に向かった。なるべく潮が高い状態で着きたかったからだ。潮が低いと桟橋周辺が干潟で少し残念な景色になってしまう。
黒島 上陸
海に浸かって身体を冷やし
カメラとお茶、おやつを持って桟橋の先まで歩いて行った。地味に、意外と歩く。
座って携帯食の黒糖とぬるいコーヒーを飲み、大の字になって暑い日差しを受けていた。
10月に入り、湿度も下がり暑いけど日差しも気持ちよかった。
黒島に住んでいたらひたすらここで釣り三昧だろうか、とか無駄な事を考えたり、周辺に見える島々を1日で全部渡れるのかとか考えたり。各島々が見渡せる伊古桟橋が少し気に入っていた。
昼飯は黒島で食べるつもりだったから港に向かった。
なんもねー
まっ島ってたらこれぐらいがいいよな。
港すぐ向かいのカフェで昼食にそば。
カフェと合わせてレンタルで自転車も貸し出していた。
歩いて島を巡ろうと思っていたけど、歩くには距離があると言われ、ママチャリを借りてサイクリングした。
港から最初の道を進み、先にはなーにも無い
ただ、真っ直ぐの道だった。
周りは牛だらけの島っていうだけに、牛が放牧されてウロウロとしていた。慣れるけど牛臭も風で伝わってくる。
ガジュマルの周りに沢山集まっている
港から10分前後チャリンコ走らし
亀やらサメやら、周辺に住む生き物達の博物館だった。
亀の甲羅って、骨なんだ。
てっきりヤドカリみたいに、家的なアレだと思っいた。
ミニカメちゃん
海で会ったらキライだが、水槽で泳いでいる姿は可愛かった。
1時間も居なかったけれどとっても満足。
最低限、そば食べて博物館に行くができてよかった。
時間もまだ余裕があって島をぐるっとサイクリングした。
集落の中心辺りまで集落の人を全く見ないと思っていたけど、公民館内が見えた時、島の大半の人が集まっていた。
売店に入ってビールとアイス買って(売店の女性がすんげー可愛かったのが印象に残った)
アイスかじりながら港方面にチャリンコ走らして、途中展望台を見つけて
いい天気にカヤックで島渡ってチャリンコ乗ってアイスかじって展望台でビール飲んで
黒島満喫
展望台からの景色も思ったより良かった
山が無いから平坦な島の景色が一望できるここで一息つくよう落ち着いた。
これから帰路となる海を進まなきゃいけない。
暑さを和らぐ風も少しは吹いて欲しい。
そう思いながらも感じる風はさほど無く、カヤックに乗り込み西表島に向かった。
帰り途中、死んだ珊瑚の集まりだけで干潮時に出現する、バラスに上陸して休憩しようと目の前まで近づいたら、どっかのショップが船とジェットバイクで先を越されてしまった。気にせず上陸しよと思ったけどジェットでバラスの周りをぐるぐる周り始め気分が下がってやめた。
暑くて暑くて、身悶えしながら戻っていった。
全体往復6時間前後
距離34キロ程。
微妙に山も入ってるけど
ある程度、周辺の島々へは渡った事になる。
行きたい場所はまだまだ尽きないけども
更に新たな場所へ目指せるようもっとカヤックと付き合っていこうと思った。