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日本一周?すまんオカンちょっと行ってくる

日本一周後 縁?訳?あって現在西表島住まい

奥西表を過ごした2人のカヤック

仕事が始まる前日

 

「一週間後に伸ばす」

 

観光業だから予想はしてた。

 

晴れ間が続きそうな1週間

西の海の網取湾にキャンプ行こう。

 

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さっそく船浮湾からの景色

f:id:okantooton:20200517225306p:image写真の位置

南風が強い…

風下はのんびりカヤッキング

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船浮湾奥地のユナラ川

川がある場所は必ずマングローブがある

 

ぐるっと船浮湾を周り網取湾を目指したのだけど…

南風、向かい風が強いのなんの…

どこが4mじゃと思いながら、爆風に吹かれて騒つく波を越える

前回も行った網取港を目指す

30分の距離を1時間も身悶えしながら

何とかヘロヘロになりながらも網取湾横の浜に着き海に浸かりながら横になっていた。

 

暫くして海を眺めたら、遠くにカヤックが見える。

しかも来た方向からじゃない。

変な方向から来た

裏から来た人だ

 

こっちに向かって漕いできて顔が見えた

 

知った顔だった

 

同じ業種のともくんだった。

打ち上げられた無人カヤックだと思ったって言ってたな。笑

久しぶりに喋り

西表島を一周の途中みたい。

あー俺みたいな変なヤツいるんだなー

とか喋る。笑

 

お互い会話が止まらない

暫く一緒に行動しようって事になり

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会ったその場でキャンプしました。

晩飯はお互い持つ食料と釣った魚と。

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火の上ぐらいにアーラミーバイが焼かれている。

真っ黒になっちゃうけど、ウロコ剥がさず焼くと中はふっくら凄く美味しいよ。

 

焚火を見ながら色々な話をした。

募る話も沢山あり時間はあっという間

少し感覚が近い仲間に会えた事に気持ちは落ち着いていた。

 

翌日

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どこで起きても朝日は気持ちいい

湿気が酷く暑く、眠りは浅かった。

ベタベタで気持ち悪かったから海を泳ぐ

 

さっぱりした後カヤックに乗り

魚釣って朝飯の足しにした。

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口に棒を突っ込んで焼いても、結局突っ込んでるのも木だから結局燃える。

絵に描いたようには中々上手くいかない

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写真見たら全然美味しくなさそうだろうけど、魚もパンも美味しかった。

 

のんびりダラダラして

片付け後2人で網取湾を周り船浮湾に向かう

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彼は会社のシーカヤックを借りてきていた。6mぐらいあるそう。オレのより遥かに長く細い。そして長く細いはスピードにはっきりと差があった。

こっちが7割ペースで漕いでも5割ぐらいのペースで進めれると…。離されるとこれがまた大変。笑

細いだけにデメリットもあって、横波には弱いみたいで転覆、沈はしやすいみたい。

f:id:okantooton:20200517234439j:image船浮湾にて

 

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船浮湾にある小さな集落、船浮に行ってビール売ってるか行ってみたけど、そもそも売店は無かった。あるのは自販機。からっからに渇いた喉にコーラは美味すぎた。

 

結局出発地点の白浜に戻り、売店でビールやら食べ物、ともくんは今後の為の水を供給してもらった。

その日のキャンプ地は外離島と内離島との間の浜にした。

以前の一周時に島と島の間は突っ切れると思って行って、浜があって突っ切れなかった場所だ。笑

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テントも張り魚も釣った。ナカジューミーバイ、コイツも美味しい魚。

3回目の焼き魚。無い知恵を絞り、サンゴのカケラと石を集めその上でキレイに焼いた。

 

気の合う仲間と過ごすと楽しい時になる短い1日に感じた。

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テントも片付けてダラダラしていた。

一緒に行動するのも今日が最後だと決めて。

でも今日の目的地は決まっていた。

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仲良川(なからかわ)上流にあるナーラの滝を目指した。

 

公式サイトとかでは

西表島の幻?の滝と呼ばれるナーラの滝

片道2時間のカヤックを漕ぎ上流を目指し、カヤックを降りて40分のトレッキングを頑張った者だけ見ることができる滝。

 

距離からして全部半分の時間と予想としたけど、そこそこ遠い。

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でっかい川だ…

大きな川も、汽水域を抜けると淡水に変わり小さな細い川になってくる。

潮位はまだまだ浅く擦る擦らない、深い所を探しながら漕いで行った。

ともくんが「浅い所を漕ぐカヤックはカッコ悪く思う」

毎回思う。歩いた方が早いんじゃないかとか思うけど、大体そんな浅くなかったりすぐ深くなったり。

くだらない話をしながらも順調に2人は上流を目指す

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登山道手前にて

俺のカヤックが小さく見える。

 

トレッキングルートは簡単単純明快だった。

迷う事のない、悩む事もないあっさりと分かる道だった。こっちで観光業してる人達の努力なんだろーなとか考えながら

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無事にナーラの滝

着いてすぐ、服着たそのまんま水に飛び込み塩漬けの全身を浄化した

この瞬間の気持ち良さは格別だった

滝でビールを冷やし

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昼飯にカレーとパスタとでスープカレーパスタを食べ乾杯した。

この後、彼は一周の道のりに戻らなきゃいけない。あまりに時間を一緒に過ごしすぎると、のちの道のりが寂しくなるなと呟いていた。

 

滝見ながらあれこれ話をのんびりして

元来た道をなぞりながら歩き、川を下った。

出発地点の白浜に着き缶コーヒーを飲み

「おーし行ってきます」

後日、無事一周をやり遂げ、充実した一周をできありがとうと言ってくれた。

3日間ばったりとは言え一緒にカヤックを漕ぐ事ができて改めてよかった。

今までカヤックはあまり人と漕いでみたいと思わなかったからだ。間違いなく自分より完璧に上手い人ならともかく(付いて行くのに必死になるだろうけど)それ以外で何かあった時に、その人を確実に助けれる自信も無いし、自分自身の自信のような余裕も無いから、自分だけの事での判断で一杯だからだ(ツアーだとそうなる前の判断をする)

でも技量が近いと、今後の課題も考えたりお互い学ぶ事もあるし、ツアーみたいな気遣いもいらないし、今回の海は荒れる事はなかったけど、荒れてもある程度放っておける。

間違った考えもあるだろうけど、カヤックで人と過ごす時間について振り返り考えた。

 

充実した3日間をありがとう。

そんな奥西表の端っこでの数日でした。

 

 

三密避けカヤッカー

マヤグスクからその後

 

西表島はすっかり雨模様が続いた。

梅雨でもねーのに予報は1週間雨。

こっちは自粛と言っても人口が少ないだけに三密にならない…。反対に都会は辛いな。

神戸の実家に、側にいてあげれない自分が歯痒い。飛行機も予約を取れないしどーしようもない。こんな時に普段会えない人の顔が恋しくなり、今頃会いたいと都合のいい自分もいるし。いつまで続くか分からない自粛。

もしかしたら病にかかり「このまま会えなくなるんじゃないか」高齢の親戚のおじさんを思い出す。

普段からもっと会いに行ったりとしていればよかったと、いつもと違う時間の流れ方をした今はそんな風に思う。

とりあえず電話したら喜んでもらえお互いの気持ちも晴れる。

改めてこの病気が過ぎ去った時、思い返した人達は、もっと大切な人にかわるだろうなんて考える。

 

西表島はただでさえ人口が少なく大きな島であり石垣から各離島の船は減便になってから、観光客なんてまーいないし、人を見ない。

みんな何してんのかな…。ある友人はすることが無いから昼から飲んでばかり。

 

雨の日は、家でする趣味に没頭して

 

雨マークでも予報はよく外れる

まーたカヤック出して

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バイクに積んじゃうのはお手の物

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出発点は西表の白浜地区。以前の一周の時に行かなかった場所が沢山あったし、この辺りの海にすっかりハマってしまった。

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前回間近に見れなかったゴリラ岩
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ドンキーコングだな。

白浜から船浮湾を過ぎ大体2時間近く漕いで行くと網取湾に入る。

目的地は網取湾にある網取港。今は廃村になっていて集落跡地があったりとする場所。

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網取港

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通りの石垣はみなバラバラに崩れていた

集落跡地の家に関しては…意外と残っていて、どの機会にか分からないけど時折手が加えられている感じだった。カヤックもいくつか置いてある。

網取湾を更に奥を探検してみる。

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ウダラ川。最奥まで向かうと登山道テープがあった。調べると鹿川湾に繋がるみたい。

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お腹空いたからインスタントのカレーと無洗米ご飯。お家で食べるより美味しいと思うから持ってきた。
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帰りに塩抜きに水落の滝。滝に向かってカヤックを突っ込める気持ちいい場所。

 

帰ってからもまた白浜に行きたいな…っとすぐになった。

また後日、雨予報だけどガッツリ晴れてたから今度は浦内川へ
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前はマヤグスク行くために上流まで漕いだ川だ。その日は本流から外れた支流に行ってみたかった。

 

支流がウタラ川。宇多良炭鉱跡地とかある周辺。昔はこの辺りにも廃村だけど集落?もあったと

少し進んでくと面影があった。
f:id:okantooton:20200511220101j:image廃墟と呼ぶにはなんだか違う気がするけど、使われなくなった橋があった。

f:id:okantooton:20200511230831j:imageぼーぼー

橋の先は宇多良炭鉱跡地に行ける遊歩道

橋の反対は跡形もなく木と草が生い茂っていた。

カヤックに乗り込みさらに奥へ

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マングローブ が織りなす緑の聖地のように川とマングローブが静かに生きていた。ここで暫くのんびりお茶すする。

 

浦内川を更に登って

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カーシクの滝

お昼ご飯、また、カレー。笑

 

ひたすら空いた時間にカヤックを漕ぐ練習をしていた。
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上手くなってんだか…。

言える事は状況判断が上手くなってく。
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前良川の先にある…滝?

 

次は網取にキャンプへ行って色々ありましたのでその事でも

イリオモテヤマネコの城

西表島を一周後の次の日

近所のにーちゃんと約束していた

 

西表難関のマヤグスクの滝へ行く事

 

身体は所々いってーけどとりあえず元気

このマヤグスクですが行き方に難があります。

大概のトレッキングは道路から山道入る事もあれば、カヤック使って行き山道入るのが大体なのですが

それでもトレッキング時間として長くても1時間前後が大半

大体は半日で終わる内容

だけど?

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浦内川上流桟橋から少し歩きマリユドゥの滝、カンピレーの滝と続き、マヤグスクは遠く先にある滝。

遊覧船(30分)もしくはカヤックを使い(2時間近く)

そしてマヤグスクまでは上流桟橋から3時間近いトレッキング…

遊覧船は登山道スタート地点まで案内。

始発が9時30分最終16時10分が帰り最終便。

西表島難関の滝マヤグスク

何が大変かって時間制限でしょ

遊覧船で行って滝でゆっくりしすぎると野宿確定になっちゃうよね

 

とまぁ色々大変なんだけど

友人と話して遊覧船で行く事にしていました。

コロナの影響もあり念のため行く当日は営業しているか数日前に確認済み

スーパーで食料やら飲み物買い込み

1時間前ぐらいに乗り場へ

でもある異変に気づいた

看板には

「新型コロナの影響により当面営業を自粛させていただきます」

 

やってねー

 

中に人いたけど

「昨日からだけどこの時期なんでお金が発生する事は取り扱ってないです。はい。」

つっぱられた…

 

じゃぁカヤック…は積んできてない

 

「どうする」

 

とりあえず、話し込み大してしないまま1時間車を走らし家に戻り

よっしゃ2人乗りカヤック積んだぞ

 

さっ戻ろう

 

マヤグスク行った事がある人にはあり得ない判断です

だって出発が11時半だよ

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もう全力で漕ぎます

でも残念な事に引き潮で(流れが逆)淡水になるまでペースは遅かった

 

そして何とか13時前到着

ちゃちゃっとカヌーを邪魔にならないとこに浮かばし

全力で登山道を駆け抜ける

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f:id:okantooton:20200501211021j:image寄り道マリユドゥの滝

f:id:okantooton:20200501211449j:imageカンピレーの滝

ここまでが一般の遊覧船の人達が来る所

ここから先が…

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険しい道のりの始まりだった…

だけどもう大急ぎ

道のりは山あり谷あり…

でも意外にも道のりは分かりやすかった。登山道の整備もしっかりされていて藪の中突っ込むような道じゃない。

拍車をかけるよう早歩き

f:id:okantooton:20200501213210j:image跡地だけどテン場にできる。テント無いけど。

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踏みつけそうになるセマルハコガメ

岩を見て飛ぶように進む

ぬかるみがとにかく酷い。酷いぬかるみだとすねぐらいまでズッポリ入る。

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ここまで来たらもう少し

道が開けて歩きやすい。鬱蒼とした道から解放されるようだった。

ドロドロの足を流しながら川を上がる

西表縦走路とマヤグスクと分かれ道になる。間違う人はいないと思うけど、間違ったら島の反対の集落に…いずれ出る。笑

 

分岐点を過ぎ沢を進んでいくと

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念願のマヤグスクに着くことができた

今まで西表で見た滝の中でダントツに伝わるエネルギーは凄まじい。

幅と奥行きがあり実際の落差より大きく見える。

イタジキの川にあるから別名イタジキの滝だと。マヤグスクは方言でマヤは猫でグスクは城、滝はまるで大きな城に見える。この滝にぴったりな名前だ。

西表島の真ん中辺りにある滝。

強い水量が弾けるように流れ、西表島自然エネルギーの根源だと感じる。

 

友人が騒ぎ出した。

「足に血が〜!!」

ヒル〜!!!」

お互い靴の隙間にたくさん付いてる…

水の流れが弱い、無いとこにいるみたい

この時スタンドバイミーの主人公ゴーディーを思い出す。

f:id:okantooton:20200506233023j:image滝の上

景色と滝の壮大さが伝わるかな。f:id:okantooton:20200506233411j:image

更に上には滝があるらしけど…

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水量が多く行けずジェットコースターの様に戻ってくる。

滝の水はかいた汗をさっぱり流す。

帽子のついた海の塩もな。笑

冷たい水によって流され最高に気持ちよかった。

水量もありヒルもいない。

f:id:okantooton:20200506234115j:imageしばし滝で写真撮ったりメシ食べたり遊ぶ

f:id:okantooton:20200506234339j:image最後は得意のコーヒーを作って至福の落ち付き時間。。。

 

でもね

カヤック乗り始めてから

滝に着くまでに3時間半かかってんだよ

 

もうとっくに16時半なんだよ

 

沢山エネルギーチャージ出来たので出発

 

してすぐまた休憩

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この場所が気になっていた。

ヒカゲヘゴが沢山生えていて


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ゆっくりしてる場合じゃねーんだよ

 

そしてこれ以降は全て走る

2人は山猿みたいに。

木を掴んで飛び跳ねる。

段差も全て飛ぶ。

飛んだ反動が荷物の重みと足にドンとくる。

足にヒルがついてないか確認しながら。

(確認する度についていて気持ち悪い)

 

完全異常のペースで走り

わずか1時間半

明るい内にカヤックに着いた。

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桟橋にユゴイが沢山いた。うまそう。

 

少し休憩、準備して出発

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あぁ、暮れる。
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生き物達も鎮まり、聞こえる音はパドルが水を掻き分ける音だけの浦内川。

息を切らし漕ぎながらも…安らぐカヤックになった。

 

だけど夜は来た。

ベタながら一番星が見え、拍車をかけるようにカヤックを漕ぐ。

 

そして案の定、真っ暗になった。笑

 

見えん。

 

えーっと、右?左?

 

何となくうすら見える川を進み遊覧船乗り場の自動販売機の灯りが見えホッとした。

 

僕らのマヤグスク冒険記はここまで。

山あり谷ありな大変な1日になったけどまた、行きたいな。

疲れ切った身体

その日の夜もぐっすり眠れた。

 

 

次の日

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カヤックフィッシングしてみたいと言う友人に呼ばれ釣りしてたけどな。

西表島カヤック旅〜帰路〜

波の音で目が覚める

キャンプをすると目が覚めるのが早い

決まり事のよう、コーヒー作り朝ご飯食べ、昨日と同じお昼ご飯を作った

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昨日とは違い、波と風は穏やかだった

今日の風は東から南に徐々に回る

穏やかさが心地よく、のんびりしてしまいそうだった。もう少し、もう少しゆっくりしたいかなとか考えながら準備はしっかり終わらしカヤック乗り込む。

f:id:okantooton:20200424004722j:imageうなり崎展望台

岩近くを漕ぐと、外洋の波が岩にぶつかりまくってるから大きめに外れて漕ぐ

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朝のカヤックは気持ちいい…

2日目は身体のキツさが凄まじかったけど、3日目身体は絶好調だった

 

観光客のいない星砂の浜を見て

f:id:okantooton:20200426000522p:imageこの辺り

外洋からリーフに入るのを試みる

大きくはないけども白波が所々立っていた。

ルート的にリーフに入れば安定して漕いで行ける。

チャンスを狙いながら…

リーフの白波の切れ目、タイミングを探りながら…

 

「今だ!」

 

一気にパドリング

 

後ろから来た波はカヤックを強く押してきた

まるでジェットコースター

「すっげー楽しい!」

波が人力で出せないスピードを作る

オレの頭と背中はずぶ濡れだが…

 

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越えた波と鳩間島を左に見ながら

中野海岸を過ぎ行く。

海岸を歩く親子、子供達の手を振る姿に癒される

f:id:okantooton:20200425235826j:image上原港

ここで一休み

川満スーパーでお茶とおやつを買う

ばったりと何度も会う女性にまたばったり会い雑談

「今日はどこに??」

「帰ってる途中?後少しで西表一周よ」

数日振りに人と喋り、頑張ってねと言われ嬉しかった。

 

上原港で定期船が通らない時間を確認後出発。

港の定期船は用心していた。遠くに見えてるようでも近づくのはあっという間。もしすぐ側を通ったら一発転覆

安全ラインまでパドリング

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後ろ振り返った時見た上原港
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右手には(写真には見えないけど)

遠くにピナイサーラの滝が見えていた

 

とにかく

 

天気も良くて最高

 

海もキレイで風も弱くカヤックは進む

だけどとにかく暑かった

水掻きスコップで海水をすくい頭にぶっかけまくってた

 

そしてある事態があった

リーフの浅場に入りこの時の事をハッキリ覚えている

 

遠くから

生き物がジャンプして迫ってくる

びょーんびょーんびょーーん

ヤツの名前をよーーく知ってる

ダツだった

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この尖った魚

人にぶっ刺さる事があります

ヘタしたら死ぬ

すんごい勢いでこっちに来る

なんか追っかけてるのだろうけど…

3回ジャンプを確認

もうカヤックの目の前で着水

カヤックの中で頭伏せる

だけど運良くもカヤックの下を通過してくれた…

マジで怖かった

もう心臓ドキドキだった

身体に刺さっても大変

カヤックにぶっ刺さっても大変

歯はギザギザ触るのもキライ

でも美味しい。笑

ちなみに夜の海とかをライトで照らさないよーに。ダツが飛んでくるから要注意

 

落ち着きを取り戻し漕ぎ

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久しぶりに見る座礁

上陸を考えていたけど近くは波が立っていたから止めた

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トイレもしたかったし海に飛び込む

カヤックに戻ってダツ事件ですっかり疲れてしまったので

座礁船を見ながらお昼ご飯

f:id:okantooton:20200426010535p:imageもうここまで来たんだ…

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石垣島が遠くに見える

帰るより石垣の方が近いんじゃないかとか思いながら

東南東の向かい風を受けながら

物足りなさを少し感じ帰路をパドリング

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バイクで走っていても

この辺りから見る山の景色が好きだった

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小浜島もすっかり近づいた

近い内に小浜にも行きたいな

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そして右側には西表で1番?の観光名所の由布島。コロナ影響により閉鎖中…

観光客が沢山いる浜も誰もいなかった

 

てかこの辺り、浅い

パドルが地面に当たり漕ぎにくい

暫く浅い所をパドリング

あんまり浅いとカヤックが進まない

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潮が引いて干潟も見え焦る

よそ見した瞬間に限って座礁する

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深場に入り古見集落
f:id:okantooton:20200426105943j:image学校が見える

 

ゴールまで後もう少し

 

仲間崎を過ぎたら大原地区だ

だけど仲間崎に入り異変があった

 

浅い浅すぎる

 

パドルの半分も海に入らない

この時の干潮は小潮の20:08

今17時前。予想していた以上だった

由布島辺りから警戒すべきだった

深場を選択したくも浅過ぎて前に進みにくい。深場もどれぐらい離れてるか分からない

 

ので浅場を

 

歩く

 

まさか最後歩くハメになるとは…

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少々深くなり振り返ると干潟がハッキリと出てきた

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やっと大原の港が見えてきた…

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最初のスタート地点仲間橋が見える

橋をくぐればもうゴール

 

長かった。。。

ホントに長かった。。


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そして橋をくぐり大富港

 

そして念願のゴール!!

 

無事に帰ってきた…

慣れた陸地に上がり寝そべった

 

その後心配頂いてた方々に生還のご挨拶をしてこの冒険は終わりました

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全体で97キロの航海

3日間を振り返り

思いつきでやった事だけど、カヤックは挑戦すればどこにだって行けるんだと。この挑戦、冒険はカヤックに対して自身の少し誇れる事に繋がったと思う。

「まだまだこんなもんじゃない」

「まだまだ行ける!」

とアツイ気持ちはまだまだあり、それはまた別の航海にぶつけたいと思います。

 

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あぁ〜ビールうんめぇなおい

 

 

西表島カヤック旅〜奥西表〜

 

カンムリワシの高い鳴き声で目が覚める

f:id:okantooton:20200422031115j:image穏やかな朝

トレック430も満ち潮で流されてないと見ながら、寒くて焚火を作る

カセットガス、新品用意してきてたのにバルブが開いてたのか殆どガスが無くなってた事にへこみ、焚火で湯を沸かして朝コーヒーを作る

片付けながら、朝ごはんを食べつつ

お昼ごはんを作る

長らく使ってるメスティンに焚火で焼いたトースト2枚にハムとツナを挟んだ質素だけどすぐ食えるメシ。とウインナー焼いたの入れた。

 

余談ながらメスティンってマンガ?の影響かなんか値段高騰してる事を知ったf:id:okantooton:20200422032421j:image

オレのはべこべこの傷だらけ…

 

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よっしゃ準備できた

風は北東5m

昨日みたいに14mのバカっ風じゃない

元来た道を

 

戻るかどうかと聞かれたら

 

戻らん

 

一周できるか挑戦しよう

 

気持ちは一周のやる気に満ちていた

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鹿川湾を後にする
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元来た道を振り返る

 

少しカヤックを進めると

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楽しみにしていた滝がある

f:id:okantooton:20200422035459j:image落水の滝

これを見るのも一つの楽しみだった

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落水崎を過ぎ更に西へ

 

少しすると海にヒレかツノか見える

見渡すと3匹離れ離れにいた

 

まさか…

シャークさんじゃないか

ヤバい

気分は完全にサメた。

襲われる事があるか分からないけど

万が一あると一発OUT

恐る恐るバッグして離れる努力をする

 

だけどよく見ると海に飛び出したヒレは2つ見え、背中は大きな円盤のように見えた

えっサメじゃない?

ビビリながらも近づく…

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写真みたらサメにしか見えないけど

大きなマンタだった!!

海面でずっと泳いでいる!

嬉しくそっと近づいて見ていた

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優雅な姿だった…

だけどマンタがこっちに方向転してきた

しかもこっちに向かってきた

えっ真下通過ヤバいじゃないか

 

硬直

 

でもマンタは目の前にして始めてこっちの存在に気づき顔をひょっこり出して

 

オレと目が合う

 

そして激しい水しぶきをぶっかけて潜って行った…

 

すっかりずぶ濡れ

でもこの時、笑った。いっぱい笑った。

驚かしてゴメンねと思いつつ、出会えた事が嬉しかった

シャークじゃなく良かった…

 

更にパドリング

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遠くに獅子岩だっけ。

f:id:okantooton:20200422050612p:imageこの辺り

あの岩を過ぎ暫くするとウビラ岩を過ぎ難所と呼ばれるパイミ崎だ

事前情報だとパイミ崎は難所のポイント

リーフ内には大きな岩があり外洋の波が岩にぶつかっては大きな白波を立てる

 

だけど獅子岩を過ぎてからというものの

潮流が悪いのか、カヤックが前に進みにくい。北東風なのに向かい風?

外洋のうねりもありとにかく進まない

f:id:okantooton:20200422051859j:imageパイミ崎が見えてきた

f:id:okantooton:20200422052648p:imageこの辺り

気を引き締め、外洋から更に外洋へと

向かい来るうねりに押し戻されないよう確実にパドリングしていった。

 

そして無事にパイミ崎を過ぎた

「やったぞ〜!」

と言っていたのも束の間

 

f:id:okantooton:20200422052545j:image北風がぶつかってきた

パイミ崎を過ぎてからも余裕のないうねりが続く

写真撮ってる時はまだ余裕があった時

見えてる大きめのうねりを横から受けると転覆するが…

波に負けじと進み、奥西表の自然の強さを感じる

f:id:okantooton:20200422053938j:imagef:id:okantooton:20200422053738p:image

網取湾に入る

 

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網取ブルーは透き通っていた。何でもブルーを付けりゃいいってもんじゃないけど、海の底もはっきり見えキレイだった

 

最高の海の上をパドリングして進み

f:id:okantooton:20200422055117j:image通称ゴリラ岩

f:id:okantooton:20200422055057j:image船浮港灯台

灯台に近づきたかったけど白波が爆発していたからやめた

 

正直かなりヘトヘトになっていた。

集落のある白浜港ぐらいまで頑張ろう…と思っていた

 

だけどこの時下調べの悪さ丸出しだった

 

外離島と内離島、この間を突っ切ろうと思っていた。

遠くから見ているとやけに長い砂浜だな…低い位置から見るとさっぱりだ

かなり接近した辺りで初めて気づく

f:id:okantooton:20200422055532j:imagef:id:okantooton:20200422055519j:image

衝撃だった、繋がってるって。。

考えもしなかった。

着岸して作っておいた昼ごはんとおやつの黒糖を食べていた。カヤックの中も海水だらけだったので汲み取り軽くした。

ここに来て始めて携帯に電波が入って、心配して頂いて方に一報を入れる。

 

これから外離島側を漕ぐか…

だけど外離島側見ると白波が見えイヤんなった

 

休憩後、内離島に沿って白浜港方面に向かい漕ぐ

ぐるっと周り

f:id:okantooton:20200422061207j:image白浜港だ

やっと、やっと人里見える所まで来た

もうこの時点で西表島は半周した事になる。

この辺りは仲良川の水も入ってきて汽水域になる。しかしまぁ潮が引いて浅い…

白浜港に着いた時には14時半

もう少し行った先でキャンプしようと思い北へ向かう

f:id:okantooton:20200422070809j:imagef:id:okantooton:20200422071552p:image

租納、干立地区を右側に見ながら、車が通る姿を見ながら漕いでいく

まったりした感じでいけると思いきや

 

思いっきりうねってる

 

リーフ側は白波が立ち無理だった。

仕方なし外洋側を漕いでいくけども

未だかつてないぐらいにキツかった

ヤ○ー予報じゃ東だけど思いっきり北風

 

ダメだ危な過ぎる

 

うねりを登りながら見える先は

 

下りはジェットコースター

 

まさに谷底に向かうようだった

 

せっせめてうなり崎を過ぎたとこまで…

f:id:okantooton:20200422072700p:imageうなり崎

うなり崎を終えたら辛い所はもう無い

だけど進まない

リーフに引き込まれないよう必死にパドリング

 

なんとか

うなり崎手前。月ヶ浜にて

でもうなり崎周辺も波が見える。

 

心はここで折れた。

 

同じぐらいの環境を越える元気もない

現状でうなり崎周辺は越えれないと悟って砂浜に行き漕ぐのを終えた。

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今日も凄い1日になった。

身体はもうガタガタだ…

腰と膝に疲れがくる。

f:id:okantooton:20200422074202j:image残ったガスでお米を炊く

身体も心もホッとしていた

怒涛の2日間。明日の難関はうなり崎周辺だけだ。

 

そう、あともう少し

 

その日の夜もぐっすり眠れた事は言うまでもないよね

波の音が癒してくれた

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西表島カヤック旅〜鹿川湾〜

コロナで自粛休みも始まり

いつまで休みやら…

普段できない事をやろう。

いつもいつも仕事の休みは

夕方頃「明日休み」

お昼「今から休み」

全く予定の立てれないイヤな休みの取らされかたをしていた。

 

よしキャンプに行こう。

カヤックで初キャンプだ。

西表島には人が踏み入ってこない完全自然が残る場所、南西の位置にある鹿川湾にキャンプ道具を積んで行こうと準備をしだす。

f:id:okantooton:20200420170214p:imageこの辺り

出発日の天気は晴れマーク、出発の1日目は北西の風が強いが…徐々に北風に変わる流れで落ち付く予報。南の湾向かうから大丈夫じゃないか??とか思いながら。

4日後には別の予定がある、3日以内に帰ってこようと。

 

準備は慣れてるよーなそーでないような

 

カヤックにたくさん積み込んでも結局人力だからやりすぎ注意

テント、寝袋、クッカー、食材、水

緊急時アイテム、小物類、後は釣具。

これだけでももう大変。ビニール袋でぐるぐる巻きにして…

 

空だと持てるカヤック激オモッ

 

もちろん浮くけど

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期待と不安の次の日が待ち遠しく、準備を終わらせ、忘れ物ないかあれこれ考えながらその日を終わらす。。。

 

次の日

朝日が見える前に出発

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無事帰ってこれますよーに祈り

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上ってきた太陽を見ながら作ったオニギリ食べる

 

よーし行くぞ大海原

 

知り合いの漁船のおじさんが手を振る姿に妙に嬉しくなった。

 

スタートしてから1時間半、最初の岬を過ぎ、暫く漕ぎいつもの南風見田地区が先にある。

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とーおくに見える突き出した所辺りかな…しかしまぁ

遠っ

見えてるだけマシか…

 

f:id:okantooton:20200420182608j:image南風見田

f:id:okantooton:20200420182803j:imageすっっごいキレイ

気持ち良すぎてパドルが進まない。笑

 

小さなマンタがカヤックの下を泳いで行く姿も見え嬉しくなった。

 

f:id:okantooton:20200420183119j:image見慣れた東屋が見える

 

これから先は人が来ない

気持ち引き締めて西へとパドリング

 

それから1時間

 

f:id:okantooton:20200420183534j:image

 

少しづつ風を感じ、海がそわそわしだす

所々、白波が見える。

 

そこから少し漕ぐと

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とうふ岩見えた

もうこの辺りから…

 

風がぼーぼーなんですけど

 

これ以上近づける余裕はなかった。。

 

少し漕いだ先の浜で一休み

f:id:okantooton:20200421205940j:imageぽたぽた焼

他はバラバラに割れた…

持ってたパンとか少し食べる

 

鹿川湾までもう少し、風が吹く中漕いで行く。

まだ余裕はある。波を受ければ船内と服はずぶ濡れだが…

 

とうふ岩を過ぎてから特にだけど

ウミガメの姿がたくさん辺りに見える

時にはカヤックの前に顔を出し息継ぎする姿やら、大岩のよう大きなカメやら

 

てかホントに多くて

 

クモの子散らすようにいるのだが

 

もう一生分見たな…と驚きすらしなくなった

 

暫く漕ぎ続けると鹿川湾が見えてきた。

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やっとゴールだ…!

 

と気持ちは昂ってきたけど…

 

お腹の痛みも昂ってきた

 

こりゃ冷えた

風吹いてなかったら海に飛び込むけど

 

浜側見るなり岩…岩…岩山

 

着岸できる砂浜が先に見える…!!

 

漕ぐ漕ぐ漕ぐ

 

着岸するなり即離脱

 

海に入水

 

ざっぶぁーん

この世の天国とはここか…

 

目的地は目の前だけど

お腹スッキリしたけど風も強いし心は折れた

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f:id:okantooton:20200421223330j:image冷えたし乾くまで寝る。

 

次第に更に風は強くなっていった。

1時間休憩後、出発しようものなら

山からの吹き下ろし風が爆風を作る

 

だけど進もうと試みた

 

乗り込み少し海に出て感じた

 

自然は容赦ない

 

強い恐怖を感じた

 

カヤックが進まない真っ直ぐにできない

横になれば風と波で転覆の危機があった

突風が吹きまた浜に戻される

 

また1時間

 

そしてまた浜でどうするか岩陰でぼーっとなって海を見る

 

最悪ここでテント泊かな…っとかあれこれ考える

 

海を見てると、どんどん潮が引いていく

 

ヤバい

 

引きすぎるとカヤックは漕ぐこと出来なくなる

 

海に入っても膝ぐらい

 

意を決して

 

最後にもがいてみる

その時チャンスだった、風が弱まった

 

カヤックに乗り込みパドリング

底を擦る時は降りて引っ張り

浅いリーフから離れ外洋に出た

f:id:okantooton:20200421231133j:image鹿川湾だ

 

強烈な突風は吹かなくても風は吹く

外洋にいる事から緊張感はあるけど

気持ちは嬉しい

 

そして

f:id:okantooton:20200421231442j:image到着

 

海の美しさは言葉にならなかった

 

山からの川水も流れてきていてこの場所をテント場にした

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ちゃきちゃきと準備をして

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冷えた身体を焚火で暖めて

暖かいコーヒーを飲み海とカヤックを眺めていた

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夜の星も素敵だった

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ずっと眺めていたくなる空だった
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久しぶりに冒険やら旅と感じる1日だったと思う。

 

寝袋に入るなり明日の事を考え

眠りは一瞬にやってきて次の日を迎えた…

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大航海時代

最近ではコロナ…コロナ…騒ぎ

コロナ出たか出てないか、などの噂感染恐怖にうんざり。実際つい数日前石垣にコロナ患者が発生して自粛中。

 

と、人に会わない休日過ごそうとあちらこちらと山やら海へと出向いていた。

 

f:id:okantooton:20200418002536j:image久しぶりのユツンの滝

 

一か月ぐらい前は自粛規制も厳しくなくツアー業者によく会う。

 

f:id:okantooton:20200418002529j:imageゲータの滝
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そしていつもの毎日。夜は中古オークションで半年近く出品されているある物と睨めっこ。

安い買い物じゃないし…中古だし…

色んな人相談しまくり

あーでもない、こーでもない

途中吹っ切れた

 

そして…財布は火を吹きながらも買う

 

買って暫く経った事だけど実は

f:id:okantooton:20200418004625j:imageカヤッーーク!!

中古だけど買っちゃいました

憧れのシーカヤック

しかも

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このリュックに収まるフジタカヌーのトレック430ファルトボートというのを買っちまったぜ

 

オレのカヤックかっこいいぜ…

と見るたび口にしちゃいワクワク。

 

もう少しオモチャっぽいカヤックは貰い物で以前からあり、色々とビミョーであんまり気に入らず。ワガママな話だけど。

まっ

そんなオモチャは置いといて

 

今回買ったファルトボートは組立てが必要。

f:id:okantooton:20200418010019j:imageこのようにフレームを組み上げ特殊布のカバーを履かせ、部分的に空気を入れてあげて完成。慣れたら15分ぐらいかな。後パドルの準備、ライフジャケットやらもろもろ。

最初は泥沼の1時間以上かかり大変だった。笑

進水式も終えて

毎日仕事終わりでもカヤックでお散歩お出かけ練習していた

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お休みの日も

f:id:okantooton:20200418102823j:imageメインフィールドを探検
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カンムリワシ

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ミナミコメツキガニ

干潟が出ると沢山出てくる。

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そして海にも

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遠くに見える鳩間島へと目指したり

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空に見える上が実は海

透き通ってるキレイ

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与那国の船が離れて見えた時は焦った…

 

外洋の航海は1時間半ぐらいで意外とあっという間に

f:id:okantooton:20200418105402j:image鳩間島

 

コロナ影響…元々の人口も50人ぐらいなのでまっったく人に会わない。

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鳩間中森には灯台があり、西表島が見える場所にてお昼ご飯を食べる

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色々集落を散策して着いてから2時間もいたけど人に会ったのは3人だけ。笑

 

空が曇り、遠くの空は雨が降り始め帰路を漕ぐ

途中、干潮時に現れるバラス島に寄り道
f:id:okantooton:20200418105357j:imageサンゴの殻だけが海底から積み上がり出来た島

曇っていて味気ないけどコロナ影響で観光船もいない状態(普段はツアー船でいっぱい)

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次は晴れた日に上陸したいな

 

仕事とは別で、カヤックを乗り行動範囲もどんどん広がり、視野も広がってきた。

 

 

これからは暫く大航海時代、俺的ワンピースを探す事となるだろう。笑