西表島の座礁船
カヌーの仕事も着々と慣れてきた
(全く同じ事の繰り返し)
仕事にも西表島にも少し慣れてきたけど
現在住んでる東部地区は少し寂しいのが難点だが…。基本ぼっちで天気の悪い休みなんて何すりゃいいんだよっと。笑
で、暇人は色々調べまくる
早い話
このチェックポイント
座礁船があった。
いつの物なのかどこの国の物なのか…
調べても聞いても誰も分からない船
リーフエッジからリーフに座礁した船っぽい。
調べると泳いで行ったり、シーカヤック使ったりとして行ってます。ツアー組んでる店もあるし。
うわっめんどくせっ。泳いで1人だと危なそー。てかツアーでこんな所行くんだなと。何でも金にするなーって失礼ながら思ったり。
俺は思った。
これ歩いて行けるでしょ。
大潮なら行けるんじゃないかと。その方が慣れてるし。無理そうだったら釣りして帰ろう。
という事で、更に調べ、近い降りれる浜やら調べる。
休み大潮当日。
カメラやら色々持ち、釣竿持って。笑
天気良好。
遠くに見える点のようにある、少し拡大して撮ったもの
写真でも分かるよう、クッソ遠い。笑
着いた浜から小船で漁に行くオジィらに会う。
「座礁船まで歩く距離じゃないさね」
ダメ元で浜沿いに暫く歩く…。
歩きに歩き…40分…
海は歩きにくいから
クッソ暑い浜の上を歩き続けて
やっと向かい合わせの場所に来た…
ここまで来るとテンション高々
こっからも遠いんだけどな。笑
トータル1時間近く歩いた。
早足だともう少し早く行けるだろう
目の前に見て思う
マジで座礁船がある
船周辺には部品沢山落ちていた。
目の当たりにしながらも
「信じられない」
外周くるっと見て
隙間から乗り込んでみた。
甲板の鉄は厚みが死ぬ程薄くなり
歩くと嫌なきしみ音が聞こえる。
すんごい危ないのでちょー慎重に…
足場抜け落ちたら這い上がる術があんのか
さっき浜で会ったオジィらに話しかけられる
呆然としてたから話掛けられビックリした
(船の亡霊かと思った。笑)
「若い頃に座礁した物だから詳しくは分からんけどいつ見ても凄いな…」
ちょっと待て
50〜60年昔の物かよこれ
ジブリの世界観の中にいるような別世界
甲板に散らばった部品もサビが強すぎて、甲板と一体化していた。
甲板の上では時間が止まっていた。
感動、座礁した悲しさ、普通は何か感じる事があるだろうけど、分からない不思議な気持ちに。
まー足場の恐怖は常にあったが。
今回の冒険も価値あるものだった。
時計を見て気づけば上げ潮に。
最悪泳ぐけど、そんな格好じゃないから
帰路に。
荷物をまとめ、ルアー投げなら帰る。
泳ぐ程深くなく、歩くには微妙に深く珊瑚が多すぎてあまり釣りにならず。食べる分釣れたからヨシ。次は泳ぎに来よう。
帰ってきて魚こさえたら家の前の景色がいつも以上にキレイだった。
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石垣に戻りBBQ
石垣楽しね〜。
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入植祭。まさかのまだ67回目。
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沖縄の盆はご先祖を
「迎え」「送る」
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写真はあの世のお札となる物を燃やし先祖に送る行事。
何か面白い事でもあれば
ではまた