豆腐と穴
以前の更新から色々あった。
飲む機会が増えて、飲む機会ばかり…
あまりトレッキングとかの動く事はしていなかった。
ここ最近、というかほぼ毎日?
アオリイカを釣るためエギを投げる毎日
エギってこんなの。
釣れずに南風見田で夕日が沈むのを眺める日々
仕事終わりからの散歩目的でもあるけど
南風見田とは西表島の最南端にある浜。
実は島を一周できないマメ話。
南風見田から更に西は手付かずの場所が続く
好きで時折散策してみたり。
ここから歩いて西表島を一周する人もいるみたい…
まっ今のオレには無理
でも途中まで…?
南真ん中ぐらいにトーフ岩と呼ばれる、広い海岸にポツンと巨大な岩があるそう。西表島のちょっとマニアックな場所。
潮引いてたし、釣りしながらちょっと行ってみるかーっと、かるーーい感じでルアー投げながら向かってみた。
………
黙々とルアーを投げ歩き…
トカジャーが釣れた。ルアーで釣れる魚じゃないのに釣れちゃった。今日の刺身。
こんな感じでのんびりと…1時間ちょいぐらいで着くかなーっと…
いつものかるーーーーい感じで
この判断が完全失敗だった
しばらく歩き
リーフエッジから潮が上がり波が来ていた。リーフから沖に向かう魚の背びれが沢山見える始めての光景も見る。
こりゃ戻らなきゃと諦めようと思いながら、遠くを見据えるとヤツがいた。
帰ろうと思ってたけど行きたくなった
嬉しくてリーフを小走り。笑
スッゲー
豆腐じゃないか
どこから来たんだこの石は…
嬉しくて抱きついたり押してみたり。
妙な神秘を感じつつ見上げた
登りてー。
でも、あんまりゆっくりできない事は分かっていた
気付けばこんな所まで来てしまっていた…
そしてかかった時間
2時間
更に
潮が迫ってきてる事実
帰らねば
急ぐ…急ぐ…
が
潮が上がり始めたぐらいでホントに帰らなきゃダメだった。
しばらく歩き
膝上まで海が上がってきた
浜沿い歩けばいいじゃないの?
そーしたいのだけど、浜には積まれたように、サイコロみたいな、でっかい岩場のみ
でも結局リーフは潮が上がりすぎて
死ぬ思いで岩場を縫うようよじ登り歩きまくって後悔する。
縫うよう、這い上がり…
帰った時には真っ暗。満身創痍でヘトヘトになった。
後日、そのレベルになったら普通は1泊だと聞く。次行っても夏の大潮しか無理。
今回ので自重、反省。
後日
反省生かされず忘れていた
知り合いの業者さんと港でゆんたく
「普段ツアーどこ行ってる?」
「ピナイサーラかカヌーとか」
「あと簡単にいける鍾乳洞があるよ」
簡単
甘い囁き
トーフ事件もすっかり忘れて
昼から休みになったので
聞いてた入口らしき場所に着く
これ探すの苦労した。
似たよーな場所がいっぱいだし。
不安ながら、テープがあるか見ながら歩くけど無い
分かるのは人が歩いた跡を辿り…
これ一歩間違えたら遭難確定じゃないか
時々足跡消えるし
もう完全に勘で歩く。笑
10分程歩くと小さな、鍾乳洞というより穴があった。
おー、穴
でも出口まで数メートル。
鍾乳洞というより穴
この辺りは鍾乳洞が近くに3つあるポイントだそう。
あっという間に出口を迎え道なりに行けば次の穴へ
穴だらけ…どれが2番目だったか。笑
ミニスオウの木
道なりに鍾乳洞、出てまた鍾乳洞。
すぐに貫通しちゃうけど
中は水溜りエリアでたくさん
びっちゃびちゃにながらも巡る事ができました。あっという間でたったの1時間
最後に道路が出てきた。
元の入り口の数メートル
無事に帰ることができました。
八重山も春を迎えたのか
でいごの花も沢山咲き陽気な気候に変わってきた
暖かくなってきたのでこれからまた新しい場所へ
安全にね