二十一日目 第1終着点 北海道
ねぶたから一夜明け
本州のてっぺん大間崎を目指す
バイク乗りは何故先端を目指すのか…
大間崎でドラマがあった。
KZ1000MKIIに乗った人と会い
同じく北海道へ向かう話をした。
この人や皆そう、フェリーの予約をしている…??
ん??
えっ…?山口さんはしてないよ?笑
焦りに焦りにフェリー乗り場へ
何とまぁラスト1台枠が空いていた。
間に合った。笑
長かった旅 4332キロ
KZの人と落ち合い、他の方、ドカに乗ってるお姉さんと
仲良くなった。
フェリーで盛り上がりまくり。
このままのノリで同じライダーハウスへ
男2人は泊まり先など、なーんも考えておりゃせん
ライムライトってとこ
普通の家の倉庫を改装した感じ
男は、皆散らかす。
夜は飲みへ
宿戻ったのが1時
お酒飲んだ気持ちのいい日だった
二十日目 らっせらっせらっせーら
秋田キャンプ場
昨日のことですが、キャンプ場の受付おばちゃまが
「加古川のバイクの人来てるよ。あそこのサイトに建てなさい。案内するから」
ホント言われるがまま行き
(どんな人やろ…。キレイなお姉さんやったら…)
おじさん。笑
とてもいい人。夜もいろいろ喋り、朝の写真。
帰り時、受付のおばちゃまから石鹸もらった。笑
青森向かうけど、途中道なりに男鹿半島へ向かった。
でっっかいなまはげ
寒風山からの景色
そして男鹿半島先端へ
いい天気。
ちょっとお高い
長居はせず、青森へ海沿いに沿って走らせる。
入ってみたかったジャリダート
この景色2時間は耐えれる。3時間経つあたりからもう地獄の眠気があった。
自衛隊が道の駅にドゴドコと
無事サイトへ
……
なぜこんなに多いかというと
ねぶた祭りー!
竿燈とは違い、迫力満点、すごいわ!
キャンプ場戻り、いろいろ人に会った。お祭りに参加してる人。炊事場で鍋に服入れて洗濯してる人。炊事場で全身洗ってる人。身体が熱いから丁度いいって
いろいろ喋り、酒も飲み夜はヘロヘロ
次の日酒が残らないよう祈ろう
十九日目 どっこいしょーどっこらせー(ボキッ)
実は今、秋田県
キャンプ場からマップル見て適当に北上していくと
川原毛地獄という所
確かにこの世の地獄のような景色が…
それより
そんなことよりも
物凄く「ウ0コ」に行きてーんだよ
看板見たら、下に降りたらトイレある!
地獄を小刻みにスーパーダッシュ。笑
奴の先だ…!
何とか間に合い、出した瞬間、ホントの天国を知った
周辺ぷらぷらしてたら面白そうな所があった。天然風呂?
ということで、歩いてみた。
せまっ…
意味が分からないけど?
そして
すっげー
ホント温かい。温泉。
水着しかダメだってばよ。漢の俺はノーパンしか選択ないけど。
控えめに、ジェントルに足湯のみ
そして
コケる。笑
だって滑るもん
もう来ることはなかろう…
戻り
これがホントの地獄
その後
腹へって
うどん屋が多い通りを見かけ入ってみた
やたら秋田ナンバーの車が軒並みたくさん並んでる…人多いのかな?
と思いきや、こちらの建物は製麺所。笑
なんかおかしいと思ったら
受付の方が「うちの麺で美味しく作ってるとこ紹介するよ」
よかった、ここ入って。笑
「ごんべえ」うどん屋さん
美味い!!
稲庭うどんというもの。山菜うどん
こちらのうどん屋の方、ちょーバイク好き
バイクの話でかなり盛り上がり山菜採り(趣味)素敵なTLRで
そしてこの方、地元の方に力を貰い、東日本大震災でボランティアに行かれてたそう。
うどんを5000食 水を700Lも持って行き現地で作っていたと。
「1人で作る量は500食前後が限界じゃ?」
「俺はプロだから1日1500食ぐらいだな」
なんてカッコイイ…
テレビで映る内容と実際に現地で見るものとはかなり違うと言っていた。震災後自衛隊に道を作ってもらって、他のボランティアの手の届いてない所を沢山周っていたそうだ。
そんな職人
秋田では竿燈まつりというのがあるのを教えてもらう。
「せっかくそんな旅してるなら行け」
親切に1番近く、祭り近辺のキャンプ場を電話で聞いてくれた。
本当にありがとうございます。
キャンプ場は秋田空港の横にある所。
ある意味絶景
そして
思いもよらない事件が…!!
キャンプ場に着き、メガネがないないとムスカしていて、見つけれずとりあえず座ったら…
「ボキッ」
なんてこった
神様仏様、見えもしないのにめんどくさくてちゃんと探しませんでした。どうかどうか少しだけでも時間を戻して
………
で
「1番安いやつどれですか」
「この辺りの物が〜」
「はいこれ」
即決1秒。笑
お祭りに間に合いたいよな
なんとか、始まり直前に間に合い、竿燈まつりを見る事ができた
どっこいしょーどっこいしょー
担ぐお兄さん達がすっげぇカッコ良かったよ
十八日目 晴れのち雨からの
雲近っ
晴れてる。もっぱら最近は晴れ漢。
蔵王山エコーライン
蔵王山のオカマ…ではなくお釜を見にいこうと思い。
最初お釜?オカマ?と思ってて、登って展望台に行けば、最強すぎてあっけにとられた。
人が、こんなのは、造れねぇよな。
そして、少し登山しよう。
真ん中てっぺんぐらいに小屋が見えて、その辺りからのお釜の景色がどうなんだろうと気になった
しかし勇気が少しいる距離
近いとこに来たらきっつい登りが続く
そして絶景が足もに広がった
山小屋の中
下山後、仙台で行きたい所があって向かう。
出発して、すぐ雨。下り中に雨降って…傾斜があり安定してバイクが止めれず。
ビチャビチャ。
濡れてめっちゃ寒い
風邪引きそうな辛い思いの中、仙台に行きたいお店「トレックフィールド」へ
実はこのお店のブログ「ぎょうれん」の大ファン。主にトライアル関係をお店。神戸のプチスポンサーのミネモーターサイクル、峯さん紹介もあり来ることに。
少し話、峯さんの話をすると誰か分かったように笑っていた。峯さんが連絡していたみたいだ。
ずぶ濡れで来たのもあるけど温かいコーヒーも入れてくれた。
店主さんは優しい方だった。
ありがとうございます。お金ないけどずーっと買いたかった物
マニアックな物。
スタックベルトと咬まないタイヤレバー。オフローダーにしか分からんマニアック。ステッカーはオマケ
そして、トレックフィールドで教えてもらったキャンプ場へ
雨の中〜2時間…
まさかの閉まってる系?
誰もいないし、半泣き
幸い10分先に「吹上キャンプ場」があった。こっちだったのかな。温泉併設やし楽できるし行こう!
「温泉は17時半までなんですよ〜」
あぁ…早くね?
テント建てて、近くの温泉行き
温泉で大きなアブ?に咬まれる
明日も、乗ろう
かわいいコケシちゃん
十七日目 底辺遭難
下町は暑い日をお過ごしのようで
こっちは
寒い
今のとこ富士スカイラインで見た17度が最強なんだが
午前は西吾妻スカイバレーへ
どーよこの景色。
でもすぐ小言で寒いと口に出る
一般的に、100m上がれば0.6度ぐらい下がるらしい。
西吾妻山は標高1400mぐらいで、時間が経って下が24度ぐらいと考えても…15度ぐらい
バイクを走らすと、体感気温は大体2度下がる。13度?笑 ウソだと思いたい
日が当たってるとか、そんな高くない位置にいたとしても16〜15度ぐらいか…
景色だけは申し分なく、走らせていて気持ちが良かった。
麓に降りて
今日は
磐梯山を、遠そうだけど目指してみる
早い話
はい着いた
更に登ってみる
落ちたら絶対上がってこれねーなこりゃ
柵もない、落ちたら、底辺の俺がど底辺になるわけで
と思いつつも、ぐるっと1周してみよう
途中から雲がかぶさって…
一体何にどこに俺は向かっているのだろうか。
前というのが分からない。
早く下山したい気持ちになった。頭上は晴れていた。太陽が近いからか暑い
暫く内側歩いていたら、反対側から周ってきた人に遭遇。
「あれ?2周目ですか?」
その時気付いた。
柵も看板も何もない、知らぬ間にまさかの2周目1/3歩いていた。笑
出口辺り
画像見てもさっぱり分からん。
教えてくれありがとうございました。
こっそり遭難してました
無事下山
次は蔵王に向かう
おまけ
XRが3台揃う奇跡
日光サル
磐梯山のライスバーガー
十六日目 熊が話題に出始めた
晴れた。しかもちょー良い天気
宇都宮から日光〜鬼怒川〜会津〜喜多方市 前日に通るルートを決めていたからサクサクすんなり進む。
しっかし良い天気
こんな道が100キロも続いた
こんにちは新潟県そしてすぐにただいま福島
喜多方ラーメン源来軒さんへ
喜多方ラーメンの発祥のお店だって。スープがなくなり次第終了のようだけど間に合った。
そんな?大したことないやろ〜とか思って食ったら
人生で、たぶん1番美味いんじゃなかろうかとビビった。いやマジで。昨日のは一体何なんだったとか。ホント美味しかった。
無料のキャンプ場
誰もいないけど、気を使わなく気楽。
ここに来るまで1キロぐらいダートがある。
普通車、ロードバイクだともれなく死ぬ道だった。
上の牧場の人が
「にいちゃん熊出るで!いやマジで!俺途中こないだ見たぐらいやし。まぁきっと大丈夫か〜」
もう遅い、テント建てて寛いでた。笑
そのビビる話以外はいい場所だった。
時間に余裕があったので木を集め、キャンプらしく
焚き火台使ってますので悪しからず
雲もほぼなく、頭上一面綺麗な星空
朝日はちょっと雲に隠れたけど
熊に会わず、生きててよかった