百六十五日目 沖縄サヨナラ
沖縄サヨナラ
沖縄、良かった…。
最初なんかつまんねーなとか思ってたけど、離島先々へ向かいリゾート地離れると色々見え分かってくることがある。
触れて、見て、新しいものを見つけた時のように知らないことも沢山あり感動をした。
夏の北海道と大して変わらない気温でもあったことも良かった。たぶん夏は暑いだろうな。
色々書き切れない沢山のこれまでの事がある。みな大事な事だけど胸の中にしまっていこう。
何にもまして重要なことは口に出したり書くのは難しい。何故なら言葉が大切なものを縮小してしまうと。
それぐらいに胸中を語るのは難しい。
それほど、沖縄、以外の県もそうだけど
良かったのです。
しっかし船が本気でキツイ…
後から子連れの家族さんが前を埋める。
散らかった靴や布団の上で弁当食べてる姿につっこみたいけど。。
とりあえず
久しぶりに明日の事をあまり考えない、空っぽな夜になった。
明日は鹿児島に７時。不思議と、また、なんだか楽しみ。
百六十四日目 沖縄
トミーと朝からお会いしまして
朝から珍しくええもん食べてます
人気のお豆腐屋さん
舐めてた。めっちゃ美味しい。
トミーかわいい〜。美味しいそうに食べるわこの人。
海も見に行き…
石垣島を離れる
もっと、もっと沢山居たいしもっと色々周りたいし、出会った人と一緒に過ごしたいけど…自身が決めたリミットは守りたい。XRと荷物も「やど有」にあるから迷惑はかけちゃいけないしね。
近いうちにまた石垣に来たいな。ん？あー次はレンタカーやろ〜
「やど有」に戻り
みんなただいま。
帽子泥棒
少し休み、久しぶりにXR２３０に乗った。
沖縄の最北端に向かって進む。
明日には沖縄を出発だ。
最後にバイクで沖縄を走りたかった
XRは待っていたかのように最高に気持ち良く走ってくれた。
こんなに面白い乗り物が世の中あることがホントに幸せ。
宿から往復５時間は相当ヘビーだった。そんなことどうでもよくって、最後にここに来れて良かった。
沖縄の上から下までぶっ飛ばし
やど有さんと別のお客さんと
近所のイカ汁が美味しいお店
やど有で椅子あるけど地べた飲み。
疲れが相当だったのでお酒がよく回る〜
次の日が朝５時起き（フェリーのせい）
起きれるんかいな。
でも大丈夫
俺の心は気持ちよく帰れるわ。
待ってろ神戸！
百六十三日目 石垣島 最後の夜
西表島よさらば…
キャンプ場でまたご夫妻にお世話になった。朝御飯、コーヒーとご馳走様です。
港は２つ有り、近くの１つは欠航。無料バスでもう１つの港へ
バスの中で空見てたら、カンムリワシが飛んでた
イリオモテヤマネコ見たかったなぁ
保護基金に当てる唯一の物を見かけ、ささやかな募金と形を手元に残した。
石垣島に着き、夜は与那国仲間トミーと約束があり少し時間に余裕があった。
他の離島へ…と思ったけど、足の痛み大きかった。
宿で暫し休憩…つーか、横になったら少し眠ってしまった
起きても約束時間までまだあったし、少し歩く
限られた期間だけどホントに沢山の島に行ってみたと思う。
歩いたりチャリ漕ぎまくったりヒッチハイクしたり…。
石垣の海キレイだ
トミーと美味しい食事へ
今日もあってくれてありがとう。
石垣島に沈没してしばらく住みたいけど、色んな人が東から呼んでいる。
明日、出発だ。
百六十二日目 冒険
どよーん…
天気今ひとつ…
その前に、眠い。ほとんど寝てません。
えっ？何で？寒すぎて起きる
寝袋持ってきてない、マット無し。キャンプ場で寝袋お借りしましたが完全夏用シェラフ。
さすがに夜は気温下がる…
今日の目的地はマリュウドゥの滝カンピレーの滝、メインがピナイサーラ。
午前が曇ってただけに、ピナイサーラは後回し。
いつも通り歩きで
珍しいコーヒー。
少し晴れ間が…
うわー、めっちゃ嫌
しばらくしたら、キャンプ場で仲良くなった方が車で拾ってくれた。向かうとこ同じだった
マリュウドゥの滝は遊覧船に乗ってからトレッキング。
思った以上に人が乗っていた。ふつーの格好の人も。
おおっ！遊覧船に乗るだけでも中々面白い
３０分船に揺られのち山を歩く。
中々ジャングルじみてるな
観光客が多く、渋滞
人の尻見て歩くのが嫌、最初はマリュウドゥの滝が見れるけど後回しにして、カンピレーの滝へマイペースでサクサク歩き
カンピレー 島の方言で神の座に着いたぞ…!!
小さな滝が何段も続き、緩やかな流れに癒される
キャンプ場で仲良くなったご夫妻とも合流
写真撮ってあげると言われ謎のポーズ
人も増え
マリュウドゥへ
知らない方が撮ってあげると、また謎のポーズ
中々楽しい午前になった
そこから遊覧船を降り、バス停へ
乗れるか不安でしたが….案の定
また間に合わなかった
歩く…
でも同じ道を歩くというのは中々苦痛
また長い道を…
無理
後ろから軽バンが見える
私は左手高々と「イイね！」
おっ？
おおっ？
車止まった〜!!!
まさか一発で止まると思わなかったけど
乗せてくれたのは西表島のホテルで働く同い年ぐらいのお兄さん
「ピナイサーラ行くんっすか！？行ったことないっすけど、１人マジ危ないんで気をつけてくださいよ」
「遭難者たまにいますよ」
マジか。恐くなったじゃねーか。
一応ガバガバだけど事前情報を聞いてるしそれを頼りに行こう。ネット情報のルートは干潮時に海から山へ渡るとか。
でも情報は山オンリールート
ピナイサーラは基本ツアーで行くらしい。
川をカヤックで渡り、滝近くから登山始めるみたい。
でも
費用１００００円
はい金ない無理。
だから自力で
しかしここからが地獄の始まりだった…
とりあえず登山口？までアスファルトを聞いた情報ルートまで歩く
土に変わり
木道じゃない方行くって怪しさプンプンやけど
（確認したら木道はカヌー置き場に着く）
胡散臭い道を進み
この写真、左端にちっちゃく看板がある。左側が正規ルート。そして…
気づかず真っ直ぐ進みジャングルを彷徨うハメに。
でも道は暫く続き
目印赤テープは続いていた
川の先にもマークは継続してある
川を渡ると聞いてたけど、マジ？
こんな感じだった。この辺りは全然マシだけど…
裸足になって川の中を歩き
ジャングルを進みまくる
しかし赤テープ目印は途絶え、間違いが無いか進み…。
辛かった。。裸足で歩いたら痛いし、靴履いたら、深すぎで靴の中に川がジャーって……。
本気で彷徨ってる。写真撮る余裕なんてなく
ハァハァ
彷徨い１時間
駄目だ戻る
看板に気付き
ヒナイ滝上流、これだよこれ！もっとデカく書け！しかしあの目印はなんだってんだ…
時間が微妙。確か１６時前…。
頑張る
険しい所もありますが
めっちゃ走り
大丈夫
足元にあるマーク。
勝手に「足元の神様」と呼んでた。笑
これを頼り辿れば確実。
そして走りに走り３０分
嬉しくて吠える
達成感半端じゃなかった
長かった…この冒険は…インディジョーンズの曲、頭の中で流れる
スゲー
調子に乗って、滝下へも
滝見ながら、マイナスイオンぶっかけながらやっと昼飯
そして日が暮れる前に行こうと動き出し…
滑って転けて
足をまた捻挫する
ヤバイってばよ
滝で足を冷やし、少し（気持ち）マシになってから動き始めた。
日が暮れる…
なんとか…なんとか…痛みに発狂しながら
無事下山
キャンプ場着いた時には死んでいた
飯買いに歩くのかぁ…とボヤいてたら
ご夫妻のご好意で使ってるレンタカーを貸してもらえた。
車最高
辛い事もあったけど楽しく西表島を充実できたと感じる。
普通の人は必ずツアーとレンタカーで巡ってね。
百六十日目 思い立ったら即行動が吉か凶だかなんだか
？？？「すいませ〜ん」
爆睡
「チェックアウトの時間ですよ」
時計見たら１０時
寝過ぎた…。まっ雨やしええかと思ってたら晴れてる
昨日３人で話してた西表島。１人でも登れるとこは行ける…??よっしゃめっちゃ晴れてるし、行ったろ。
しかし悲しいことに…
船いってもた
次来て、西表島に１４時〜？無理。どんだけ待つ。
抜け殻になりターミナルいると、またチャリダータッチに遭遇
「天気良くなったじゃん」
だけど現在船に乗れなかったオレは敗北者
どうする…
仕方ない、諦めてモヤモヤしながら川平湾へ
とりあえず歩いてみた
１時間半歩いたが…暑い…暑い…
なんで２６℃もあるんだ
バテ果て、無人の野菜販売の近くで座って。
車から降りて野菜見てるおばちゃんに聞いてみた。
「この辺バス停ないですか」
バスに乗ろうかと。
でもおばちゃん
「ちょっとよく分からなくて…、もしよかったら途中まで送ってあげるよ」
やったーーー！！！
おばちゃんと車での会話
「西表島の山は無理にツアーじゃなくても行けるけどね。少し慎重に登ったら行けるよ」
それ聞いたら更にモヤモヤする。だって周りみんなツアーとかじゃないと無理。駄目駄目駄目って聞いたし。
途中のバス停まで送ってもらい
差し入れまで頂き
「石垣島楽しんでね」なんて優しい。そんな方に会えて良かった。
バスに乗り
ん？雨ザーザーなんですが
川平湾に着き、景色を見に。まぁ…確かにキレイだけど…
物凄く雨降ってるけどな
傘さしてもずぶ濡れになるから速攻で移動。
今日明日どーすっか
のんびり？
思い立って
やっぱ西表島に行くぞ
川平の滞在時間、約20分。
結局フェリー乗り場へ
戻ってきたから受付でちょいと笑われ
無事に西表島キャンプ場
管理人？さんと話して情報収拾も抜かりなくした。東西南北果てまで行って１６０日目の話したら本気で驚いてて、一緒に驚いた。
そっからも他キャンプしてる方々と盛り上がり、昨日と同じ酔いどれになってる
ハブ酒役に立つなー。。
そして身体揺れるー。お酒は程々に…
百五十九日目 酔いどれ
３人で御来光を見に…
相変わらず半ズボンとサンダルで来たから寒い寒い。
３人で見に行ったの、楽しかったよ。
オマケでドクターコトー
淋しですが、あっいう間に駆け抜けた与那国島
さらば最西端、与那国…
船、また、４時間かぁ…
しかし今回激揺れなんですけど。笑
まー真っ直ぐ立てん。横になるか揺れにくい所で座るかしないとゲロリアンになる。チャリダータッチに貰った酔い止めが効いてるのか分からんけど、とりあえず酔わなかった。
別れを告げ
１４時という半端な時間
ソッコーで宿に行き荷物を置き、また船乗って暇つぶし離島に行ってみた。
揺れる〜
で
短時間で巡れそうな？と思ってとりあえず小浜島
遊歩道
シュガーロード。でもサトウキビ刈られちゃってる
小浜島で行きたい食べたい！思ってたサーターアンダギー。小浜島の美味しいって聞いてたから、有名？そうな民宿が作る所へ
おいなんでやってない
ドアコンコンや勝手口からごめんください。
でもおらへんやん
若干何しに来た感がでちゃったけど、ぼちぼち歩き（第1町人って観光客に言われた時胸が痛かった）
小浜島の山、大岳の展望台へ
歩いて頑張ったで賞を貰った気持ちなった景色。涼しく、風も優しく、心地よい場所だった。
船に乗り遅れたらシャレにならんので、フェリーに乗り
宿へぽちぽち歩いてたら
（陸酔い？ずっっっと身体がフラフラする）
チャリダータッチに遭遇
波照間島へ行く情報を調べてたそうな。
「飯食いに行こー」と声かけ
更にトミー姉さんにも「飯食いに行こー」
と声かけ
楽しかった。石垣での出会いに感謝。
帰ったら１時はとっくに回ってる。
明日雨の予報…
とりあえず寝る
百五十八日目 12/22 日本一周 おめでとう
朝いつものフェリー乗り場
与那国島、向かいます
チケット買おうとしたら
「乗り場所ここじゃないですよ〜」
？？？んーふ？向かい対岸の赤い屋根のとこ？
１０時出航やし、今９時３０分大丈夫っしょ。
って思って行ったら〜
チケット売り場「受付３０分までですよ。」
(´⊙ω⊙`)こんな顔になったわ
「そこをなんとかなんとか！」
得意？のすんませんでなんとかチケット貰い
行っくぞ与那国島!!
出だしから前途多難ですがとりあえず船乗れたからヨシ
しかし…揺れる。波照間のフェリーと同じく、与那国へ向かう船もゲロ船と聞いてたけど…
何笑かす。笑
手すり基準と西表島基準で揺れ具合を見ていただければ…。ずっと横と縦に揺れ
これ４時間はキッツイな
といっても、船は改装され、揺れはかなり改善されたそうですが…
しかし暇。乗ってる客、俺合わして４人
ふと、近くに座ってる観光目的らしいっぽい若い兄ちゃんに話しかけたら、まさかの同じ周り方をしている旅人だった。
意気投合しまして、ひたすら喋る喋る。宿先も私は大体目星をつけてたので一緒に泊まろうか！と
そんなこんな、ゲロ船であったこともすっかり忘れ
見えたぞ与那国島！
あれが、目指した日本の最西端…!!
テンション上がりまくり。
台湾は見える…薄っすら…分からんか。
着港し、宿は船乗り場から近い「民宿 もすら」
そして移動はまたママチャリですわ
仲良くなった彼と共に行動した。彼は変速付きの自転車
とりあえず近くの馬鼻崎へ
向かう途中、レベルが高すぎるシチュエーションに出くわす。恐すぎるわ！笑
チリンチリン鳴らして近づいたら、牛はビビって逃げてった。
もう日本じゃないここ
天気もよく、見渡しステキ。
馬ふん、牛さんうんうんをうまく避け（うんこマンになってしまう）
与那国、波照間島と違いかなり起伏が…。坂坂坂…
ママチャリの俺、足壊れそう
気を失いそうな程立ち漕ぎしまくって
東崎灯台へ
人に汚されてない自然を感じる。
ステキな場所だった。
※鳥をイメージ
天気が良いのもあるでしょうね、空気も良かった。
与那国島には道路に変わった溝があります。恐らく、動物達が決まった区画から逃げないようにする為かと思う。
しかしこれ自転車殺しのふっかい溝ですわ。
これ見たらビビる。
所々バケツが吊られてる。
立神岩
言わないけどアレにしか見えん。笑
日が落ちる前にチャリ漕ぎます
足壊れそう。心臓が破裂しそう
そして
夢にまで見たユートピア
周りに居合わせた、人達にも
「日本一周 おめでとう」と
拍手を頂き、うれしい
とうとうやり遂げた。自分がしたい、目指したこと、叶った日だった。
そして充実した、百五十八日目であったこと。
俺の人生最高だ
夜は宿に戻り、近くの居酒屋に行き
カジキマグロを食す。
与那国ママチャリ一周地獄もあり、結構酔いも回りやすい。だって坂だらけ島一周２５キロもあったんやぞ
宿に戻り、一緒に宿泊してるお姉さんと面白いフェリー仲間の彼と
伝家の宝刀ことハブ酒
ビールやらちらちら飲み喋り、３人で星空見に行き、道端でねっ転がって…
明日は与那国島を出発。未練のないよう明日も過ごそう。
そして
おめでとう 俺
